液体、固体および気体の特性測定(キャラクタリゼーション)は比較的容易で、物理的性質の表と厳密な数式によって液体、固体および気体の殆どの条件下の挙動を知ることができます。しかし粉体の場合は事情は全く異なります。粉体は分類するのが困難で、キャラクタリゼーションが簡単ではなく、無数の物理的、化学的および環境的変量に影響されます。粉体は固体粒子と空気の複雑な混合物で、他の物質と違ってその粉体を動かすというような小さな変化でさえもその混合物の性質を劇的に変えてしまうことがあります。たとえばある粉体が通気状態ではよく流動するが、ホッパー内では極めて流動性が低下してしまうというようなことがありえます。また、吸湿すると通気条件下でも流動しなくなるかもしれません。このように粉体は流動性に関する限り「良い」とか「悪い」というように分類することが本質的にできず、取扱い方や処理のしかたに大きく依存します。
パウダーレオメータを用いる新しいアプローチにより、粉体の流動性について高感度で再現できる結果を得ることができるようになりました。
- 参考として「ラテックスの測定」レポートを例示します。

